入社のきっかけは、高校時代に当社でアルバイトをしたこと。その時に接客でお客様と話す楽しさや洗車の面白さを知り、卒業後も仕事として続けてみたいと思ったからです。お客様と接しているのはスタッフ一人だと思われるかもしれませんが、実はスタッフ全員でコミュニケーションを取り、協力しあいながら対応しています。そんなチームワークの良さを感じながら、最後にお客様が満足して帰られる。いい仕事であり、素敵な環境だなと思いました。

ある時、お客様から「途中で車が動かなくなってしまった」というお電話をいただきました。不安が募る中で、私のことを真っ先に思い出し、助けを求めたそうです。すぐに駆けつけて原因を究明し無事修理。以来、車に関することは何でも相談していただける間柄になりました。お客様の困りごとには、できる限り手を貸してあげたいと常々思っていましたので、その思いが伝わったのかもしれません。私は23歳と若い時にマネージャーに就任。すでに店舗をいくつか異動していますが、今後どの店舗に異動しても、お客様の役に立つことを心がけていきたいと思っています。

高校時代当社でアルバイトをしていたのですが、新卒時は、別の業界に就職。その後転職を考えた時に、会社の雰囲気がとてもよかった当社のことを思い出し中途入社しました。学生時代と同じスタンスで働いているつもりでしたが、明らかにその頃とは変わったことがあります。それはお客様が私の名前を覚えてくれるようになったことです。私宛に指名で作業などを依頼されると本当に嬉しいですね。社員になったことで、宇田川という会社の一員だという意識や責任感が生まれたからだと思います。

会社のモットーでもあるのですが、私はお客様に単なる営業はしていません。例えばタイヤの劣化などが見えたら交換時期をお話しするなど、お客様にとって有益な情報を伝えながらお勧めしています。実際に私が忠告した後で、タイヤ関連で危ない目にあった方がいらっしゃいました。大事には至らなかったのでホッとしましたが、すぐにタイヤを交換しにいらっしゃいました。お客様にとって必要な情報を必要なタイミングで伝える。それこそが、営業の本質であるということをこの時初めて実感することができました。

現在の店舗はセルフですが、以前配属されたのはフルサービスのスタンドでした。フルサービスはガソリンの種類や量を聞き、窓拭きを行うなど、お客様とお話しする機会がたくさんあります。セルフはそのようなことが必要ないため、最初は大変戸惑いましたね。ある時、周りのスタッフを見ていると、お客様が喜ぶことをする、困りごとを助けるという接客の基本に立ちかえればいいんだと気づいたのです。基本的な挨拶から始まり、給油方法が分からなそうだったら教えに行き、車検が近い時期だったら車検の情報を伝える。信頼関係が築けた今は、お客様の方から話しかけてくれる機会も増えました。

当社は、歴史もあり経営基盤がしっかりした会社です。資格取得も支援しているので、私も危険物取扱、国家整備士、コーティング技術認定などを取得しました。ガソリンスタンドだからこそ給油やそのサポートに加え、洗車から整備、さらには車検まで、自分のやる気さえあればさまざまな分野に挑戦することができるのです。私は今チーフですが、将来はマネージャーとして店舗を束ね、会社全体の繁栄に貢献したいと思っています。

元々は保険会社に勤めていましたが、その時、当社が自動車保険を扱っていることを知り、大変伸びしろがある会社だと思い転職しました。現在は保険の新規募集や継続関係、既存のお客様の保全、さらに各店舗のマネージャーを対象とした保険の勉強会を開催し、指導しています。保険を必要とするお客様と最初にお会いするのは、各店舗のスタッフ。少しでも保険の重要性や必要性をお客様に伝えられるように、マネージャーへの教育に力を入れています。始めてまだ４年ですが、ジワジワと伸び、結果が出ています。

あまり意識されていないと思いますが、自動車保険は補償の内容などが毎年少しずつ変わります。見直しをしないと、自分に合っていないものになってしまうことがあるのです。あるお客様の保険証券を見ていた時のこと。内容が全くお客様の現状に合っていなかったので、お客様にふさわしい保険内容を伝えると、気持ちよく承諾していただき、全ての保険を切り替えてくださいました。「貝田さんなら、全部任せて安心だね」と言われた時は嬉しかったですね。少しでもお客様に役立つ情報を、これからも伝え続けようと思っています。